2017年08月05日
人は誰もが必ず最後の時を迎えることになり、それは避けることができません。最後の時に備えて準備しておくことは当然のことと言えるのではないでしょうか。そのことから近年では終活という言葉もよく耳にするようになりました。
その際には、自分の葬儀の内容や業者を決めておくという人もいますが、近年ではそれだけではなく生前葬を選択する人も増えつつあります。その名の通り生きている間に自分の葬儀をするものであり、感謝の気持ちを直接伝えることができたり、葬儀のように暗い雰囲気にならず楽しく過ごせるというメリットがあります。
葬儀とは違い決まりがないので、自由なスタイルを選べるというのも良い点ではないでしょうか。しかしメリットばかりではありません。まだそれほど浸透していない方法ということもあり、知らせを受け取った人が参列で戸惑ってしまうことも十分考えられます。
それだけではなく、生前葬を執り行っても実際に亡くなった際には火葬は行わなくてはなりません。そのことまでしっかり考えておかないと、いざ亡くなったときに残された遺族に迷惑をかけることになるので気をつけましょう。
生前に葬儀を執り行う際には香典ではなく、参加費という形にするケースが多くなっていますが参列者を困らせないためにも事前にどういったスタイルにするのかということや服装などはきちんと伝えておくようにすることも忘れてはならないポイントとなります。
きちんと考えて行えば、良いスタイルの葬儀となります。